Fusion360で乾電池をモデリングする
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単4電池をモデリングします。
モデリング自体は、それほど難しくないけれど、モデリングしたくない。めんどくさいと思わせる形状が存在します。
そこは、本来、パーツライブラリーを使用するところだと思います。形状が簡単である故、パーツライブラリーを検索するのも、ユーザー登録するのも面倒、もしかして、モデルデータ無くてもいいかも?と考えてしまいます。
このような、スパイラルに入り込むことがあります。
私の中では、乾電池も、その形状の1つです。
Fusion360で、乾電池をモデリングしてみたいと思います。
関連情報
電池は、規格品ですが、電池ケースは、それぞれ新たに作成することがおおく、その際、電池のモデルは、あると便利です。
モデリング
単4電池をモデリングします。
乾電池の形状は、回転で作成する方法と、押し出しで作成する方法があります。以前、試した時には、シャフトなどの段差のある円柱は、回転で作成するより、押し出しで作成したほうが、モデリングが速い傾向があります。そこで、今回は、押し出しで作成します。
「スケッチを作成」を選択します。
スケッチ平面にYZ平面を選択します。
軸と原点を表示させます。基準平面は非表示にします。
円を描いて、スケッチを停止します。
作成から、押し出しを選択します。
ダイアログで、方向を「対称」に、計測を「全体の長さ」、距離に「42.8」を入力し、OKをクリックします。
面を選択し、スケッチを作成します。
陽極側のスケッチを作成します。
一番内側の円を1mm押し出します。
押し出しに使用すると、スケッチが非表示になるので、ブラウザ上のスケッチの項目から、該当するスケッチ左横の電球アイコンを点灯させて、スケッチを表示します。
次は、外側の輪で、押し出して削除します。
反対側の面を選択して、スケッチを作成します。
不要なスケッチとボディを非表示にしてスケッチします。
内側の円を押し出します。
非表示になったスケッチを再度表示し、外側の輪を切り取りで押し出します。
稜線にフィレットを追加して完成です。
負極側です。