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日々の頭痛対策!我慢する以外方法について調べてみる

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頭痛のない状態が想像できないので、運動すると筋肉痛になるのと同じで、頭を使えば頭痛になるのは、当たり前のことだと思っていたのですが、そうでもないようです。

 そこで、調べてみることにしました。

 専門医について

1次性頭痛(慢性頭痛)については、脳神経内科脳神経外科神経内科の医師の全てが頭痛に対しての知識が深いわけではないということなので、病院で診療してもらう場合は、頭痛専門医のいる医療機関を利用するのが適切です。

ただ、「いつもと違う頭痛」は、くも膜下出血脳出血など、緊急処置を要する程の生命にかかわる病気の可能性も高いので、救急車を呼ぶことも考え、一刻も早く医療機関を受診してください。

“急におこった頭痛で、これまでに経験がないひどい頭痛、突発して短時間でピークに達するような頭痛、熱がある、手足の麻痺やしびれを伴うような場合には至急受診して正確な診断を受けるほうがよいでしょう。”

“慢性頭痛でも、頭痛が経過と伴に悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もあります。”

日本頭痛学会のホームページ内の「頭痛について知る

頭痛で、どの診療科に受診するかについては、「どの診療科を受診する? | 病院に行くときは | スッきりんのバイバイ頭痛講座」のページが参考になると思います。

頭痛専門医のいる医療機関については、「一般社団法人、日本頭痛学会」のホームページで紹介されています。

認定頭痛専門医一覧

受診のタイミングとして、以下のような指針が示されています。

  • 市販薬が効かない
    • 一度の市販薬の内服で効くうちはOK
    • 日に3回飲んでも効果が無いなら受診
  • 頭痛の頻度が多くなってきた
    • 月に1~2度なら問題なし
    • 毎週のように頭痛があるなら受診
  • 勉強・仕事・家事、日常生活に支障
    • 休んだり、寝込んだり、大事な予定を変更するようなら受診

 一番下の項目の「勉強・仕事・家事、日常生活に支障」がある場合は、ともかく、医療機関には、あまりお世話になりたくない人がほとんどだと思います。

一般社団法人、日本頭痛学会」のホームページの情報

一般社団法人、日本頭痛学会」のホームページでは、専門医向けの情報だけでなく、頭痛に悩む人向けの情報も用意されているので、頭痛の軽いとき、あるいは、頭痛のない時に閲覧しておくことをお勧めします。

頭痛の時に読むと頭痛がひどくなりそうな気がするので、頭痛の時は、読まずに休んでください。

一般社団法人、日本頭痛学会」のホームページのコンテンツ内の「市民・患者さんへ│日本頭痛学会」の中の「頭痛について知る」に掲載されている「「市民公開講座『女性のための頭痛講座』~正しく知って賢く対処!~」の講演記録」の「講演記録PDF」は、わかりやすくてお勧めです。

自分の頭痛は、どのタイプの頭痛なのか

  • 片頭痛は、発作時に体や頭を動かすと痛みがひどくなる場合が多い
  • 緊張型頭痛では、体を動かす方が楽になる場合が多い
  • 片頭痛・緊張型頭痛の合併型の頭痛もある

頭痛の原因は様々です。頭痛ダイヤリーを付けて、原因と対処方法を把握することが大切なようです。

頭痛ダイアリーで頭痛を攻略

1次性頭痛と2次性頭痛

頭痛には、器官的原因が見つからない1次性頭痛と、何らかの器官的疾患が原因となる2次性頭痛があります。 2次性頭痛は、病院で対処してもらうしか方法がありません。

緊張型頭痛

肩こりからくる頭痛は、緊張型頭痛に分類されます。 緊張型頭痛の症状は様々で、頭痛、頭痛感、首や肩のこり、めまい、ふらつき、全身倦怠感、 易疲労感(健康な状態であれば簡単な動作に、すぐに疲れてしまう症)、 目が「ぼーっ」とする、手のしびれ、動悸、胸痛、息苦しさ、喉のつまり、 顔面頭部の異常知覚、消化器症状、不眠等の症状が出ることがあります。

男性よりも女性の方が、有病率が高く、肥満、運動不足、喫煙が危険因子になります。

同じ意味でつかわれてきた言葉に

  • 筋収縮性頭痛:身体的ストレスが主な原因
  • 緊張性頭痛:精神的ストレスが主な原因

があります。

肩こりや腰痛と同じく、同じ姿勢を長時間保つ職業についているとなりやすい傾向があります。 適度に運動をすることが大切だと思われます。 デスクワーク主体の人は、肩の上に、腕を上げる運動を意識して行うといいようです。 運動好きな人がストレスに強いといわれる要因がここにあるのかもしれません。

片頭痛

片頭痛の診断基準

特長的な症状

  • 片側が痛くなる(両側が痛くなる場合もある)
  • 脈動性
  • 日常的な動作で、頭痛が増加する
  • 悪心(気持ち悪くなる)、嘔吐を伴う
  • 光過敏、音過敏

片頭痛の特徴・分類

性ホルモンの影響が知られており、50歳を超えると症状が緩和すると言われています。

対処方法

  • 頭痛の原因を把握し、原因となる行動を避ける。
  • 頭痛の前兆現象(20%の人が前兆現象を感じるといわれています)を感じたら、早めに痛み止めを飲む。

医療機関の受診

片頭痛については、有効な処方薬が存在するらしいので、専門医の受診についても考えてみてください。

片頭痛の治療と予防

病院に行くときは

頭痛に効くといわれるサプリ

頭痛に効くといわれるサプリは、存在しますが、どれも根拠が明確ではありません。 客観的に考えても1次性頭痛(慢性頭痛)でも、緊張性頭痛と片頭痛に分かれ、そのどれもが同じ原因とは考えられません。 また、私が調べた範囲では、医療に関連した情報サイトからは、 サプリメントの頭痛の軽減に関する情報を見つけることはできませんでした。

つまり、他に人に効果があっても、あなたに効果があるかわからないということです。 似たような症状でも原因は、様々ということを示しているのだと思います。

サプリメントで頭痛の改善を目指す場合は、自分で試して、自分に効果があるもの、 無いものを探していくことになります。

カルシウム・マグネシウム

頭がよくなるとか、頭痛改善に効果があるとか言われていますが、そのことは効用には全く書かれていません。 カルシウムの摂取は、虫歯予防や骨の成長、骨粗しょう症の予防に効果があることが知られており、 頭痛に悪影響を及ぼす情報もないので、気軽に試すには、一番適切なサプリメントです。 マグネシウムは、こむら返りを予防する効果もあるようです。

日本人の一般的な食生活では、カルシウムは必要な量の摂取ができないといわれています。 食品で必要量の摂取を目指す場合は、脱脂粉乳やチーズを使用した料理やスイーツを意識して作る。 ご飯を食べる際にふりかけを使用するなどの配慮が必要かと思います。 生乳や小魚でカルシウムでの必要量摂取を目指すのは、価格面でも、必要な量から考えても困難だと私は考えています。

ハーブ系サプリメント

このタイプのサプリメントは、おそらく、効果がある人には明白な効果があるかもしれませんが、 効果が無い人には全く効果が無いと思われます。

購入の際は、「返品条件の確認」、「1回で契約を中止できずに数回注文する必要がある契約かどうか」、 「定期購入の自動継続の有無」などを確認したのち、購入判断をするようにしてください。

購入トラブルは、頭痛を悪化させることはあっても、軽減することはないはずです。