Fusion360を使用して、プーリーベルトの長さを計算する
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たまたま、フロッピーディスクドライブの駆動ベルトの交換を説明しているページを見ました。 すでに、フロッピーディスクのプーリーベルトは、生産されていないそうです。レコードプレーヤーでも同じことを聞いたような気がします。 汎用のプーリーベルトは、生産されているので、適切なサイズがわかれば、入手できそうです。
ゴム製のプーリーベルトは、使用すると伸びていくので、交換時の長さは、使用前の長さからは想像もできないほど変化します。
CADを使えば、CADが計算してくれるので、プーリー径とプーリー間の距離を入力することで、値が求められると思います。
モデリング
「スケッチを作成」を選択します。
スケッチ平面にXY平面を選択します。
軸と原点を表示させます。基準平面は非表示にします。
スケッチドロップダウンから、円、中心と直径で指定した円を選択します。
プーリーのベルトをはめる部位の直径の円を描き、プーリー間の距離を指定します。
距離を指定するには、
作成ドロップダウンから、スケッチ寸法を選択します。
スケッチドロップダウンから、線分を選択します。
接線で、2つの円をつなぎます。
接線マークがついていない場合は、スケッチパレットで、接線拘束を選択し、接線拘束を選択します。
スケッチドロップダウンから、トリムを選択します。
切断される部分がハイライトされるので、不要な形状を削除します。
ベルトのスケッチが完成しました。
スケッチ・モードを終了するために、スケッチを停止します。
作成したプロファイルを選択し、検査を選択します。
ベルトの長さが求められます。ベルトの伸びの分だけ短いものを選択します。 ベルトの長さが直径で表現されている場合は、円周を円周率(3.14)で、割ってください。
フロッピー用駆動ベルト
千石電商で、代替品の扱いがあるようです。それぞれの製品によって、 使われているベルトが異なりますので、幅や長さを確認の上、適したものを探してください。
ウレタン樹脂で使用する長さに溶着させるタイプのものもあります。
フロッピーインターフェイスに、接続できるSDカード・リーダーライター
三日月兎で、フロッピーインターフェイスに、接続できるSDカード・リーダーライターが販売されています。 必要と思われる方は、入手可能なうちに入手することをお勧めします。
SDカード対応フロッピーエミュレーター
変換コネクタ
フロッピー内のデータは、フロッピードライブが利用できるうちに、CD-RやDVD-R等にバックアップしておきましょう。