ウイングタイプのワインオープナーをFusio360で、モデリングする。その5:スクリュー
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スクリューは、機能が存在するので簡単に作成できますが、末端の処理は、自分で、工夫する必要があります。
軸と原点を表示させます。基準平面は非表示にします。
作成ドロップダウンから、コイルを選択します。
平面を選択します。
コイルの直径を指定します。
コイルを作成します。
同じようにコイルを作成します。
作成ドロップダウンのパターンから、円形状パターンを選択します
回転パターンを作成します。
元のコンポーネントを非表示にします。
作成ドロップダウンから、ロフトを選択します。
ロフトで、コイルの端部の尖った形状を作成しようとしたのですが、コイルの稜線は、Railsとして使用できません。
そこで、傾斜平面を複数作成し、そこに、大きさの異なる円を描き、ロフトで接続することを考えました。
構築ドロップダウンから、傾斜平面を作成します。
-30、-60の2つの傾斜平面を作成します。
スケッチドロップダウンから、「スケッチを作成」を選択します。
平面を選択します。
スケッチドロップダウンから、「投影/含める」、「交差」を選択します。
交差を取得し、スケッチを終了します。
-60の傾斜平面にスケッチします。
コイルの稜線で、交差を取得します。
交差で得られた点を4半円点とした円を描きます。
同様に-30の傾斜平面にスケッチします。
必要なスケッチが作成できました。これらのスケッチを繋いで、ロフトで形状を作成します。
コイルの先端の形状が作成できました。スケッチの数を増やせばより滑らかな曲面が得られると思います。
スケッチドロップダウンから、オフセットを選択します。
オフセット平面を作成します。
構築ドロップダウンから、「円柱/円錐/トーラスを通過する軸」を選択します。
コイルの端面の中心を取得します。
作成した平面にスケッチします。コイルの端面の中心とコイルの中心を両端に持つ円を描き、その円の中心に点をスケッチします。
構築ドロップダウンから、「点の位置で面に垂直な軸」を選択します。
コイル作成の際に使用する軸が作成できました。この位置にコイルを作成しようとしましたが、スナップが動作しません。 現在のバージョンでは、コイルは、原点以外から作成することは想定されていないようです。
コイルを作成します。
修正ドロップダウンから、位置合わせを選択します。
端面の中心を選択します。
端面の中心をクリックします。
目的とする位置に配置されるまで、反転を繰り返し押します。
コイルの形状がおかしいのは、Fusion360のコイル作成のアルゴリズムの選択によるものです。 コイルのパスを利用して、スイープで形状を作成し直す事もできますが、このまま使用することにします。
スケッチを作成します。
スケッチします。
作成ドロップダウンから、回転を選択します。
回転させます。
修正ドロップダウンから、フィレットを選択します。
フィレットを追加します。
接合部を確認すると、少し重なりが足らないのでスケッチを修正します。
スケッチを変更します。
修正できました。
修正ドロップダウンから、面取りを選択します。
面取りします。
修正ドロップダウンから、結合を選択します。
2つのボディを結合します。
レンダリング作業スペースに移動して、色を付けます。
外観を選択します。
外観を選択し、ライブラリから、メタル、ステンレス、ステンレス鋼-つや出しをドロップします。
シーンの設定から、背景の色を選択し、明るさを調整します。
完成です。