Fusion360で、ミニチュアカップリングをモデリングする
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カップリング(軸継手)とは、モータなどの駆動軸と従動軸をつなぎ、動力を伝達する機械要素部品です。カップリングにたわみ性を持たせることで、両軸間の芯ずれ(ミスアライメント)を許容し、軸受の偏摩耗や装置の振動など、ミスアライメントに起因するトラブルを低減することができます。
つまづいたポイント
- 円形状パターンの計算オプション「最適化」
- 螺旋のスイープのタイプ「パスとガイドサーフェス」
モデリング
バージョン情報
基準軸を表示します。
スケッチを作成します。
XZ平面を指定します。
円を描きます。
スケッチを押し出します。
対称に、全体で、24.5押し出します。
スケッチします。
YZ平面を選択します。
作成ドロップダウンから、交差を選択します。
交差を取得します。
スケッチを描きます。
作成から、回転を選択します。
スケッチを回転します。
スケッチします。
XY平面を選択します。
作成ドロップダウンから、交差を選択します。
交差を取得します。
円を描きます。
スケッチを押し出します。
貫通で、押し出します。
作成から、ねじを選択します。
M4のねじを作成します。
作成ドロップダウンから、ミラーを選択します。
パターンタイプに、フューチャーを選択し、対称面にXZ平面を選択します。
作成ドロップダウンから、パターン、円形状パターンを選択します。
パターンタイプにフューチャを選択し、ヒストリから、コピーするフューチャを選択し、回転状パターンでコピーします。
エラーが発生します。
計算オプションを変更して実行します。「最適化」で実行できました。
- 調整:エラー Cパターン1
- 同一:エラー Cパターン1
- 最適化:成功!
構築から、オフセット平面を選択します。
オフセット平面を作成します。
作成から、コイルを選択します。
コイルを作成します。
修正から、移動/コピーを選択します。
90°回転させ、スケッチと螺旋の始点を一致させます。
スケッチを作成します。
スケッチ平面はどこまでも構いません。
作成から、「プロジェクト/含める」、「3Dジオメトリを含める」を選択します。
コイルから、スイープで使用するパスを作成します。
スケッチします。
YZ平面を選択します。
作成ドロップダウンから、交差を選択します。
螺旋の始点を交差を取得します。
スケッチを完成をさせます。
スイープを選択します。
スイープを作成します。
エラーが発生します。
スイープで発生したエラーの原因が、スイープのパスとして使用した螺旋のスケッチを回転させたことが原因である可能性を考えました。そこで、螺旋のスケッチを回転させなくて良いように修正して、スイープを作成してみることにします。
回転を変更します。
移動を削除します。
プロファイルのスケッチを削除して、再度、スケッチを作成します。
同じように、エラーが発生します。
プロファイルが、パスに垂直な面に存在しないことがエラーの原因である可能性を考え、プロファイルを螺旋のパスに垂直な平面に描いて、スイープでエラーが発生するかどうか確認します。
プロファイルのスケッチを削除します。
構築から、「パスに沿った平面」を選択します。
螺旋の端部に、平面を作成します。
プロファイルのスケッチを作成します。
スイープを実行しますが、エラーを回避できません。
計算誤差により、スリットが、きちんと作成されていません。
断面解析を使用し、形状を確認します。
検査から、断面解析を選択します。
外側は、貫通していませんが、内側は貫通しているようです。
プロファイルのスケッチを変更します。
外側も貫通しました。
修正から、面取りを選択します。
面取りを追加します。
修正から、物理マテリアルを選択します。
アルミニウムを指定しました。
ミニチュア・カップリング完成です。