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襟の黄ばみの洗い方

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ワイシャツは、なぜ白が好まれるのかは、謎です。
ワイシャツに限らず、衣類は、使っているとどんどん襟と袖が黄ばんできます。
まだまだ、生地がしっかりしていても、襟や袖の黄ばみが取れないと捨てたくなります。
黄ばみ汚れへの効果をうたった洗剤でも、あまり効果がないと思ったことはないでしょうか?
効果的な、黄ばみの洗い方を紹介します。

 

黄ばみの原因は、タンパク質です。皮脂汚れは、油とタンパク質で構成されています。洗いきれなかったタンパク質が酸化して黄ばんできます。

さて、洗い方です。
粉末石鹸で洗います。こすっては、だめです。歯ブラシでこするのバツです。濡れた状態でこすると、生地が毛羽立つので、風合いが悪くなってしまいます。その結果、本当に捨てるしか選択肢がなくなります。
粉末石鹸を溶かした水に、漬け置きます。適時、石鹸水を換える(通常、2日後に一回換える)、黄ばみが取れたところで、すすいで乾かせばOKです。
本当に、ひどい黄ばみでも、2週間ほど漬け置くときれいになります。だだ、ここまでつけ置くと生地の風合いはふっくらしてしまいます。
捨てたくなるほど、襟や袖の黄ばみが取れない衣類を使って効果をお試し下さい。
時間は、かかりますが、効果は絶大です。
この方法は、アルカリ洗剤を使うので、ウールには使えないことに注意して下さい。

これは、アルカリ加水分解と粉末石鹸に添加されているタンパク質分解酵素に頼った方法です。繊維の中まで分解するために、時間がかかるのだと思います。

裁縫が得意な方には、襟を外して、裏返して、縫い付けるという技もあると聞いたことがあります。