豪雨災害が多いので、防水壁・防水板を調べてみた
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地球温暖化の影響なのか、気象予報の精度向上によるものかはわかりませんが、豪雨災害のニュースをよく目にするようになりました。
水没しやすい場所は、水の流れや海抜、排水設備の不備などが原因であるため、ちょっとした雨でも、水が溢れます。引っ越しや盛り土などよりも、施工価格が安くなりそうな防水壁について調べてみました。
防水板
地下鉄の入り口などに、豪雨の際、土嚢と一緒に設置される水を遮る板のことです。豪雨の際、設置や撤去に時間がかかる土嚢とは異なり、少人数で、短時間で、水が流れ込むのを防ぐ板を設置することができます。
雨水の浸入を防ぐ防水壁 Water Shutter ウォーターシャッター - 中部美化企業株式会社
防水壁
防水壁は、防水能力を持つ、壁で、敷地全体を囲むものです。常時設置型とポスト設置用の穴を用意しておき、必要なときに設置する仮設型があります。
防水壁は、それほど一般的な設備ではなさそう
車や住宅、工場が、水没するニュースは、頻繁に流れてきます。
海抜が低い土地にも住宅や工場は建てられています。
そのため、敷地全体を防水壁で、囲み、豪雨の際は、出入り口を防水版や防水扉を設置できるようにする設備の導入はされていそうな気がしますが、インターネットで検索するとあまり施工例が見つかりません。
しかし、水没しやすい地域の住宅や工場であれば、検討したほうが良さそうです。
うちの会社は去年の大雨を教訓に急遽防水壁を拵えた結果早速大活躍しております pic.twitter.com/Tl3QhDiqyO
— あいこ (@aikop1118) July 21, 2019
排水口からの水の流入
止水板や防水壁で、道路からの水の侵入を防いでも、排水口からの水の流入を防ぐ必要があります。
土嚢を排水口において、排水口からの水の逆流を防ぐ方法が紹介されています。
雨樋の水
屋根から、雨樋を通って流れてきた水は、防水壁の外に流れるように、しておく必要があります。
排水溝や雨水桝の掃除
排水溝や雨水桝に、落ち葉や泥が溜まっていたり、プレートで水の流れ込みがふさがっているとあふれる原因になります。豪雨が予想されるときは、予め掃除しておきましょう。
浸透桝
アスファルトやコンクリートで、地面に水が浸透していかない状態だと、排水溝に流れる水の量が増えます。水が、排水溝に流れる量を減らすために、透水性コンクリートや透水性アスファルト舗装や浸透桝の利用も有効です。
関連リンク
【緊急】水害にあってしまった場合の復旧マニュアルv20150913(追記)
洪水や土砂災害で住宅が被災したら | 平成30年7月豪雨と大阪北部地震 | リスク対策.com(リスク対策ドットコム) | 新建新聞社