レスポンシブ広告コードの大きさを変更する
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PCからスマホまで、表示される画面に合わせて適切な大きさの広告が表示される Google AdSenseのレスポンシブ広告ユニットは、細かな問題があります。
同じコードを同じページに貼り付けると2重に集計されます。さらに、大型広告の数をカウントしてくれないので、 そのままだと、1ページに1つか貼り付けては行けないとされている大型の広告ユニットが複数表示されることがあります。
今のところ、収益に影響するようなペナルティは、受けてなさそうですが、どうなるかわからない不安定さがあります。 レスポンシブ広告ユニットに表示される大型広告の数は、自動で表示されているので問題ないのか、 それを含めて利用者側で管理する必要があるのか明確ではありません。 現時点では、ペナルティ対象ではなさそうなので問題ないかもしれませんが、明示的な記述は見たことがありません。
今回、広告枠の修正を行うことにしました。
レスポンシブ広告ユニットは、サイズが自動で変わるはずなので、 同じ広告ユニットを1つのページに複数貼り付けても問題が無いはずです。
実際には、細かな問題が発生します。
実際に使用には問題は無いのですが、同じ広告枠を1つのページに複数貼っても、 カスタムチャンネルのページビューと表示回数が、貼り付けた数が同じになります。つまり、うまく機能していません。
重複されて集計されます。
広告タグは、独立して動作しているようです。そのため、ページ内に、大型広告が表示される数を認識していません。 そのため、複数の大型広告が表示されることがあります。
広告ユニットを3つ以上貼り付けたときのように、収益がカウントさせなくなることは無いですが、何か不安な気持ちにさせます。
この機会に、めんどくささから先延ばししてきたこれらの対応を行おうと思います。
具体的には、
同じ広告ユニットを使うのをやめ、別々の広告ユニットに広告タグを張り替え、更に、同時に大型広告が表示されないように、 cssのメディアクエリを使用して、広告サイズを指定しようと思います。
スタイルシート(css)で、レスポンシブ広告の広告サイズを変更する方法は、ここに書かれています。
「画面の幅ごとに正確な広告ユニットサイズを指定する場合の例」を参考にします。
レスポンシブ広告ユニットを作成する
自分のAdSenseアカウントから、レスポンシブ広告ユニットを作成します。 既存のものを使用する場合は、作成する必要はありません。「新しい広告ユニット」を選択します。
名前を入力して、広告サイズに、レスポンシブを入力し、「保存してコードを取得」をクリックします。
広告コードが表示されます。
広告スクリプトを編集する
コードから必要な内容を読み取ります。
- 広告ユニット名(例: ホームページ)
- サイト運営者 ID(例: ca-pub-1234567891234567)
- 広告ユニット ID (data-ad-slot)(例: 1234567890)
insタグのクラス属性に、広告ユニット名のクラスを追加します。
※ 広告ユニット名にスペースがある場合、スペースをアンダースコア(_)で置き換えます(例: ホーム_ページ)。
「adsbygoogle」の後に、半角スペースに続けて広告名を入力します。
このコードを「広告を掲載するページ」に貼り付けます。
スタイルシートのメディアクエリを使用して、画面サイズごとに、widthとheightを設定します。
画面の幅ごとに正確な広告ユニットサイズを指定する広告コードの例:
- 画面幅 500px 未満: 広告ユニット 320×100
- 画面幅 500px~799px: 広告ユニット 468×60
- 画面幅 800px 以上: 広告ユニット 728×90
スタイルシートを保存します。
サイトのそれぞれのページに、修正した広告コードを貼り付ける
複数ある広告コードの1つを修正した広告コードに張り替えます。
ページ内に複数の広告を貼り付ける場合、(貼り付け可能な広告コードは、3つまでです。 それ以上貼り付けると収益が発生しません。)その1つ1つに別の広告コードを貼り付けます。 同じ広告コードを貼り付けると、このページのはじめに説明したように、 カスタムチャンネルで重複して算出されるので、正確な値がわからなくなります。