ドローイング空間

3D-CADを中心に、雑多なことをかいています。

筆や刷毛に使う櫛(コーム)

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刷毛の毛先がペンキでくっつくと刷毛ムラがつきやすくなります。
くっついた毛先をバラバラにするための櫛があれば、刷毛ムラの問題が解決するはずです。

 

家の外壁のペンキ塗りは、業者に依頼するとかなり費用が必要です。そこで、DIYです。自分でゆっくりペンキ塗りをすれば、出費はかなり抑えられます。

その際、気になるのが刷毛の消耗です。一度使って乾かすと、刷毛の毛先がペンキでまとまってしまい刷毛ムラがひどくなります。

ペンキの刷毛はそれほど高価ではありません。

100円均一ショップでも扱いがあります。使い捨て気分で刷毛を使い潰す方法も選択肢です。

問題は、自分でペンキを塗っていくと、一回に少ししか塗ることができないことです。

  • 下地作り

    ワイヤブラシ、サンドペーパーなどで、サビや汚れなど塗装面を整える

  • マスキング

    不要な部分までペンキを塗らないように、マスキングテープなどで覆います。

    また、ペンキの雫が落ちて地面や床を汚さないように、ブルーシートなどで覆います。

  • 錆止め

    錆止め剤は、ペンキに含まれているので、通常は、別途塗る必要はありません。

    しかし、しっかり錆びているときは、サビをある程度落としても、そのまま塗ると数ヶ月でサビが浮いてきます。そのため、しっかり錆びているときは、ペンキを塗る前に錆止め剤を塗ります。

  • 2度塗り

    同じ色であれば、1度塗りで問題ありません。違う色であったり、色あせて結果としてあたに塗る色と色が大きくことなる場合は、塗りムラが目立つので、2度塗りが必要です。

    きちんと乾いてから2度塗りをしないと、ムラがなくなりません。

結果、刷毛の洗浄ばかりしているような気持ちになってきます。

刷毛の毛先がペンキでくっつくと刷毛ムラがつきやすくなります。

くっついた毛先をバラバラにするための櫛があれば、この問題が解決するはずです。

100円均一ショップの金属製のノミ取り櫛を使う

100円均一ショップで、金属製の櫛を購入し、実際に試してみました。

私が利用した100円均一ショップには、金属製の櫛は、犬、猫用のノミ取り櫛しかありませんでした。

使ってみると、くっついた毛先はきちんとバラバラになります。

これで、刷毛は、毛先はある程度ちぎれたものの、ばららばになったので、毛先がくっついたことによる刷毛ムラは解消できます。

しかし、櫛の歯のいくつかは、曲がってしまいました。

市販されている刷毛用の櫛

専用の頑丈な刷毛用の櫛が存在しないか、インターネットで調べてみました。

存在しました。

ペイントブラシ&ローラー用くし エスコ EA109EA-3 810円

ペイントブラシ&ローラー用くし エスコ EA109EA-3

より頑丈そうですが、ホームセンターで販売されている犬猫用のステンレスの櫛とよく似た価格です。

市販されている筆用の櫛

ペンキ塗り用の刷毛より、もっと高価な絵筆では、このような櫛を使うことで、筆の寿命が伸びれば、価格効果がよくなります。実際、ブラシコームという名前で、画材として存在します。

holbein-shop.com

模型用品のGodHandさんからも「神ふで クリーニングコーム」として販売されています。

神ふで クリーニングコーム

神ふで クリーニングコーム

ペンキの刷毛の洗い方

ペンキの刷毛の洗い方については、詳しく説明しているサイトがいくつもあるので、ペンキ塗りを始める前に読んでおくことをおすすめします。