ドローイング空間

3D-CADを中心に、雑多なことをかいています。

Fusion360で、ベアリング 950ZZ(ダミー)をモデリングする。

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ボールベアリング、950ZZ (内径5mm×外径9mm×幅3mm)をモデリングします。モデリングするのは、アセンブリで利用するための外観だけを似せたダミーです。内部構造は、モデリングしません。

ベアリング 950ZZ(ダミー)

ベアリング 950ZZ(ダミー)

 

ベアリングのダミーについては、既に作成したことがあるので、同じ手順でモデリングしようと考えたのですが、この950ZZ (内径5mm×外径9mm×幅3mm)ベアリングは、小さすぎます。ノギスで寸法を測定するのは、できません。

 

kukekko.hatenablog.com

 

そこで、スキャナで画像として取り込んで、下絵として利用することで、きちんと寸法を取り込むことができます。

モデリング

基準軸を表示します。

モデリングしているうちに向きがわからなくなることがあるので、基準軸を表示します。

基準軸を表示します。

スケッチを作成します。

3D形状の作成は、スケッチを作成するところから始める事が多いです。

スケッチを追加します。

XZ平面を指定します。

XZ平面は、正面図の向きに相当します。

XZ平面を指定します。

スケッチを描きます。

ベアリングが使用されているベルト・プーリーの外形

ベアリングが使用されているベルト・プーリーの外形

挿入から、キャンパスを選択します。

挿入 - キャンパス

挿入 - キャンパス

挿入する画像を選択します。挿入する画像は、ローカルパソコンに存在するので、"Insert from my computer..."を選択します。

"Insert from my computer..."を選択します。

"Insert from my computer..."を選択します。

画像を貼り付ける面を選択し、位置や大きさを設定します。

ブラウザから、画像を右クリックし、位置合わせを選択します。

位置合わせ

位置合わせ

グリッドを表示すると寸法の調整が若干、簡単になります

レイアウトグリッドを表示する

レイアウトグリッドを表示する

画像中の2点を選択し、大きさを入力します。

ベアリングが使用されているベルト・プーリーの外形を指定して、距離を入力します。

スキャナで取り込んだベルト・プーリーの画像

スキャナで取り込んだベルト・プーリーの画像

ブラウザ上で、画像を右クリックして、キャンパスを編集を選択します。

キャンパスを編集

キャンパスを編集

画像の位置を微調整します。

xz平面にスケッチを作成します。

スケッチします。

スケッチします。

押し出します。

外側と内側を押し出す

外側と内側を押し出す

新規ボディで押し出します。

ベアリングガード部分を押し出す

ベアリングガード部分を押し出す

レンダリング作業スペースに移動します。

デザインから、レンダリング作業スペースに移動します。

デザインから、レンダリング作業スペースに移動します。

外観を選択します。

外観を選択します。

外側と内側にステンレス(つや出し)、内側に、真鍮(マット)を指定しました。

完成です。

ベアリング 950ZZ(ダミー)

ベアリング 950ZZ(ダミー)