Fusion360で正四面体をモデリングする。
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正4面体は、正三角形 4枚で構成されています。
3D-CADは、x、y、zの基準軸方向以外の角度を持つ形状は、モデリングが難しくなります。 数値を指定するほうでは、小数点以下の誤差から、うまくモデリングできないことがあります。 そこで、パッチ作業スペースで、モデリングします。
モデリング
パッチ作業スペースに移動します。
新しいデザインを名前を付けて、保存します
新規コンポーネントを作成します。
コンポーネントに名前を付けます
軸と原点を表示させます。基準平面は非表示にします。
「スケッチを作成」を選択します。
スケッチ平面にXZ平面を選択します。
スケッチドロップダウンから、「ポリゴン」→「内接ポリゴン」を選択します。
角数に3を指定して確定します。
拘束を追加しスケッチを停止します。
作成ドロップダウンから、回転を選択します。
チェーンのチェックを外して、3角形の隣接する辺をプロファイルと軸に選択し、180°回転します。
スケッチを表示します。
同じように、チェーンのチェックを外して、3角形の隣接する辺をプロファイルと軸に選択し、180°回転します。
2つの回転で得られた面の交線とその端点の位置をスナップで取得できないため、トリムで削除し、スナップで位置が取得できるようにします。
交線をスナップすることが目的のため、どこをトリムしても構いません。
構築ドロップダウンから、3点を通過する平面を選択します。
3点を指定して、面を構築します。
構築した平面にスケッチを作成します。
スケッチドロップダウンから、「ポリゴン」→「エッジ指定のポリゴン」を選択します。
3角形を描きます。
ボディを非表示にします。
最上位のコンポーネントをアクティブ化します。
パッチを選択します。
多面体を構成する面をスケッチから面に変換します。
パターンから、円形状パターンを選択します。
3角形の面を回転複写します。
作図補助コンポーネントを非表示にします。
ステッチを選択します。
ブラウザで、ボディ内のすべての項目を選択し、OKをクリックします。
完成です。
正四面体は、そのほかにもいろいろなモデリング方法があります。コミュニティでトピックとして扱われていましたので、こちらも参考になります。
他の多面体の作成方法も知りたい場合は、こちらの一覧も活用してください。