「Lesson 5 部品表、吹き出しと表題欄」を翻訳する。Fusion360ヘルプ
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前回に引き続き、図面を作成する機能についてのヘルプの翻訳です。 Fusion360の「Drawings」の項目の「Hands-on exercises」の内容です。 部品表、吹き出しと表題欄の作成方法に関する説明です。
このドキュメントの中では、部品表は、カスタマイズできないとあります。 そのため、社内やチーム内の記述ルールに合わせるのは、非常に困難と思われます。 「読み間違いなく意味が伝わればいいや」といった「ゆるい使い方」をすることをお勧めします。
Fusion360は、個人利用やスタートアップでは無料で利用できる3D-CADです。 お使いのパソコンにセットアップする方法については、以下のリンクを参照してください。
翻訳
Lesson 5:部品表、吹き出しと表題欄
Lesson 5: Parts List, Balloons, and Title Block
アセンブリの部品のラベルとリスト、そして、表題欄を埋め込みます。
学習目的
Learning Objectives
- 部品表を付け加えます
- 注釈の吹き出しを作成します
- 表題欄を埋め込みます
部品表は、デザインのコンポーネントを一覧にする表です。 これは、図面内で、すべてのコンポーネントを項目別に記入し、 そして、項目番号、量、部品番号、説明と材質が含まれています。
吹き出しは、図面にラベルをつけることで、部品表に含まれているコンポーネントを識別します。
部品表を追加し、吹き出しを挿入する手順
Steps to Insert a Parts List and Add Balloons
Step 1:部品表を付け加えます
Step 1: Insert a Parts List
- BOMツールバーで、部品表をクリックします。
- そこに部品表を配置するために、図面の枠の右上の角をクリックします。
備考
部品表は、モデル空間から情報を取得し、自動的に埋め込まれます。
- 部品表が、あなたの図面の上に広がっている場合、重複部分を排除するために図を移動します。
Step 2:注釈の吹き出しを作成します。
Step 2: Create Annotative Balloons
- BOMツールバーで、吹き出しをクリックします。
- NE等角図上で、コンポーネントの稜線を選択します。
- 吹き出しを配置するために、クリックします。
- 部品表内のすべての項目が、NE等角図で番号付けされるまで、コンポーネントを選択し続けます。
- 終了したら、Escを押します。
部品表について
About the Parts List
コンポーネントの部品数と説明は、モデル作業スペース内のプロパティ・ダイアログで変更することができます。 ブラウザで、コンポーネントを右クリックして、このダイアログにアクセスします。 そして、コンテキストメニューから、プロパティを選択します。
あなたが、モデル作業スペース内のコンポーネントの名前やプロパティを変更する場合、 変更は、一旦、あなたが、図面と保存されたモデルを関連付けた図面に適用されるでしょう。 (Lesson 7を参照してください:連想的に、図面を更新します)。
備考
部品表は、編集したり、カスタマイズできません。
表題欄を埋め込むための手順
Steps for Populating the Title Block
表題欄の内容を、埋め込む、あるいは、編集します。単純に、表題欄の境界線のどこかをダブルクリックします。 表題欄のプロパティ・ダイアログは、表示されます。 続いて、あなたのテキストを入力し、そして、完了したら、「OK」をクリックします。
備考
表題欄は、カスタマイズできません。
Step 1:表題欄のテキストを指定します
Step 1: Specify the Title Block Text
- 表題欄プロパティ・ダイアログを開くために、まわりの境界線のどこか、あるいは、表題欄領域の内部をダブルクリックします。
- 指し示されたセルに、次に示すテキストを入力します。:
- プロジェクト:Fusionトレーニング
- タイトル(1行目):ユーティリティ・ナイフ
- タイトル(2行目):図面
- サイズ:B
- DWG番号:TF-08.01
- 縮尺:1:2
- OKをクリックします。
次のレッスンでは、私たちは図面設定と環境設定について学びます。