Fusion360のヘルプ「基本的なトレーニングの概要(Basic Training Overview)」を翻訳する
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Fusion360は、個人やスタートアップでは、無料で利用できます。 使っていると「CATiA」や「Creo Parametric(Pro/Eの後継製品)」が、高額でも使われている理由を実感します。 個人では、無料で使えますので、無料で利用できる3D-CADに触りたい人には、 「Creo Elements/Direct Modeling Express」 や「DesignSpark Mechanical」、「FreeCAD」などと並び、有力な選択肢になります。
ほぼ、無料で利用できるCADは特に、日本語のドキュメントが無いので、英語のドキュメントをちまちまと読み解いていくか、 ユーザーインターフェースから、使用方法を類推して使用して行くかになります。
類推して使用していくのは、限界があるので、たとえ、英語でもドキュメントやチュートリアルを使用して理解していく必要があります。 ただ、設計用語とコンピュター用語、場合によっては数学用語が混在していますので、ある程度単語になれないと、読みにくいという問題があります。
前回見た、Fusion360の公式チュートリアル、「Get started with Fusion 360」は、ダイジェスト動画の構成でしたので、 実際にFusion360で、モデリングしたい用途には、あまり向いていませんでした。
Fusion360の公式チュートリアル、「Get started with Fusion 360」 - ドローイング空間
そこで今回、初心者向けの入門ページの目次に当たるFusion360のヘルプ「基本的なトレーニングの概要(Basic Training Overview)」を訳すことにします。
では、関連ドキュメントを確認していきます。
前回見た、Fusion360の公式チュートリアル、「Get started with Fusion 360」は、ダイジェスト動画の構成でしたので、 実際にFusion360で、モデリングしたい用途には、あまり向いていませんでした。
そこで今回、初心者向けの入門ページの目次に当たるFusion360のヘルプ「基本的なトレーニングの概要(Basic Training Overview)」を訳すことにします。
「基本的なトレーニングの概要(Basic Training Overview)」の訳
基本的なトレーニングの概要
Fusionチームは、各々のレッスンで、Fusion 360の、中心的な作業の流れを、あなたに、ざっと説明する一連のChapterを組立てました。 これらの作業の流れは、Fusionで設計することを、初心者から、習熟するまで、あなたを助けるでしょう。Chapterは、互いに独立しています。; それで、あなたは、あなたの興味次第で、どんな順序でも、それらを行うことができます。
Chapter
Chapters
Chapter | 解説 | およその時間 | |
---|---|---|---|
方針の説明 | 読む | 見る | Fusionのユーザー・インターフェイスと作業スペースについて学びます。 | 30分 |
スケッチ | ビデオ・レッスン |
重要な概念を取り扱います。例えば、スケッチ概念と考慮すべき問題と設計意図。 スケッチ・ツール 、例えば、線、矩形、フィレット、オフセットとプロジェクト スケッチの練習、例えば、寸法、拘束と完全に定義したスケッチ。 |
100分 |
Fusion360のヘルプ「演習:スケッチを作成する:Exercise: Creating a Sketch」を翻訳する。 - ドローイング空間 |
実際の演習 | 概念を伝えるために、スケッチを作成し、構造ジオメトリー演習を使用して、ツールと使用する練習を行います。 | 20分 |
スカルプ | 読む | 見る | T-スプラインを使用して、自然な形状を作成します。 | 65分 |
モデリング | 読む | 見る | プリズム状のデザインを作成するために、履歴に基づくモデリング手法を使用します。 | 30分 |
管理と共同作業
「管理と共同作業 Manage and Collaborate」Fusion360のヘルプを翻訳する。 - ドローイング空間 |
読む | 見る | プロジェクトを管理し、デザインのバージョンを作成し、あなたの設計業務を共有します。 | 25分 |
アセンブリ | 読む | 見る | アセンブリを構築し、モーション・スタディを作成するために、互いにコンポーネントを配置します。 | 25分 |
レンダリング | 読む | 見る | カメラ、照明、テクスチャーとシェーディングで、あなたのデザインの画像を作成します。 | 40分 |
描画 | 読む | 見る | 2Dの製造図面を作成し、PDFとDWGドキュメンテーションを作成します。 | 50分 |
CAM | 読む | 見る | あなたのデザインを製造するための、設定とツール・パスを作成します。あなたのデザインを生じるために、セットアップ・シートとNCコードを作成します。 | 30分 |
アニメーション | 読む | 見る | アセンブリの分解立体図とアニメーションを作成します。 | 30分 |
シミュレーション | 読む | 見る | それが必要な基準を満しているか、確認するために、あなたの設計をシミュレーションします。 | 20分 |
レッスン・データセットを取得する方法
Fusion 360トレーニング・レッスンを完了するために、必要なデータセットの全ては、ソフトウェア内からアクセスできます。 それらに、アクセスするために、次の手順を使用します。:
データ・パネルが、現在、表示されていない場合、スクリーンの一番上のデータ・パネル・アイコンを表示する()をクリックします。 データ・パネルは、プログラム・ウィンドウの左側に表示されます。
データ・パネルの最上位(ホーム・ビュー)は、2つのサブセクションに分割されています。 -プロジェクトとサンプル。サンプル・リストを参照するために、必要に応じて、プロジェクト・リストの一番下にスクロールします。
サンプルの下で、トレーニング・エントリを見つけて、それをダブルクリックします。 データ・パネルは、現在、トレーニング・レッスン・データセットが含まれているフォルダのリストを表示しています。 フォルダ名は、関連するトレーニング・レッスン名と一致しています。
備考
このFusion 360 Training webページを開き、Trainingエントリーの中で、リンクをクリックします。 データセットにアクセスするために、Trainingエントリー(webページ・リンクででなく)で、どこか他の所をダブルクリックします。
利用できるモデル・ファイルのリストを確認するために、関心あるフォルダを見つけて、それをダブルクリックします。 いくつかのレッスンは、一つのデータセットだけが、含まれています。その他は、複数のデータセットが含まれています。
備考
一つのデータセットが、Chapter内のすべてレッスンで使用された時、データセットは、Chapterの紹介ページ内で指定されています。 独自のデータセットが、Chapter内の異なるレッスンのために使用されるとき、 各々のデータセットは、それが使用される最初のレッスン・ページで指定されています。
次のChapterでは、Fusion 360インターフェイスと方向ツールに関する情報を取り扱います。