Fusion360で、カッターナイフ・フォルダーをモデリングする。その5 アセンブリ
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これまで、モデリングしてきた部品を組み合わせます。 カッターナイフぐらいと考えていても実際にモデリングすると以外に難しいことがわかると思います。 今回は、ジョイントの設定をどう行ったらよいかよくわからなかったので、配置だけを行います。 配置だけを行う場合、他の3D-CADのアセンブリ機能で採用されている、拘束を追加していく方法のほうが、組み合わせるのが簡単です。 Fusion360の今後の機能の向上に期待しましょう。
モデリングした部品
アセンブリ
新規デザインを作成して、名前を付けて保存します。
部品を配置していきます。
本体を配置します。この部品を基準にするので移動しません。そのままOKを押します。
ブラウザで、追加した部品を右クリックして、コンテキストメニューを表示させ、固定をクリックします。
スライドとバネのジョイントを設定します。
スライドを追加します。そのままOKを押します。
本体は、非表示にしておきます。
バネを追加します。位置を移動し、スライドに組み込みます。
スライドの形状が間違っているので、ばねと接触しています。
スライドのモデルを開き修正します。
スケッチを修正します。
寸法を指定し忘れていました。
更に、押出時の領域の指定漏れでした。
押し出す領域を追加します。
修正が完了しました。保存します。
更新した部品に警告マークが付くので、右クリックして、「最新を取得」を選択します。
板バネを右クリックして、移動を選択します。
板バネの位置を移動します。
ジョイントの設定が分からないので、このままにしておきます。
本体を表示し、ブラウザで、Ctrlキーを押しながら、スライドと板バネを選択し、 右クリックしてコンテキストメニューを表示させ、移動をクリックします。ちょうどいい位置に移動させます。
フタを追加します。Fusion360は、ジョイントという独自のアセンブリの仕組みを導入していますが、 他の3D-CADで採用されている拘束を追加していく方法のほうが配置は簡単です。 今後の機能向上に期待しましょう。
完成です。なかなかのできだと思いませんか。頑張ってモデリングした貝があるというものです。
では、レンダリング作業スペースに移動して、より綺麗に表示してみます。
反対側です。あれ?クリップの形状が間違っています。