ドローイング空間

3D-CADを中心に、雑多なことをかいています。

ダイソーで、木で出来た櫛を購入した

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ダイソーで、木の櫛を見つけたので100円(税別)で購入しました。

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 ノコ目を取り除く

髪に引っかかることはありませんが、櫛にノコ目(のこぎりでの切削痕)が残っていたのが気になりました。
そこで、木の板をナイフのように一部を薄く削り、紙やすりを貼り付けたジグを作成し、ノコ目を削り取ることにしました。
ちなみに、今回、ジグに使用した木は、赤松、紙やすりは、耐水ペーパーの#400です。接着には、木工ボンドを使用しましたが、クラフトのりを使用した方が、紙やすりの張替えが楽になったかもしれません。写真のジグは、全長140mmです。

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このジグを櫛の間に差し込んで、櫛の側面を削ります。
櫛の谷を、このジグで削り、ノコ目を取り除くことが出来ました。

木の櫛の使い心地

木の櫛は、初めて使ったのですが、これは良いものです。
プラスチックの櫛と異なり、髪を梳いても静電気が発生しない特徴があります。静電気が発生しないことが理由なのかはわかりませんが、不思議と頭皮に心地よいのです。
江戸川乱歩金田一シリーズではなくとも、デスクワークで、髪の毛をかきむしりたくなることがあると思います。この木の櫛があれば、指で頭をかきむしるよりも、遥かに心地よい感触が得られます。
しかし、プラスチック製の櫛とは異なり、髪が濡れた状態では、おそらく、使わないほうが良いと思います。
背中が痒くなったときに使う孫の手と同様に、リラックスグッズとして、作業机の脇に、1つあると、便利かもしれません。ちなみに、背中が痒くなったときに孫の手の代わりに、アクリル物差しを使うと物差しが折れることがあるので、孫の手機能を期待する場合は、竹製の物差しを使うことをお勧めします。

自作できそう

100円で作成するのは難しそうですが、広葉樹の木片があれば、基本的な操作は、のこぎりを使用して等間隔に切れ目を入れ、その切れ目を薄い木片に貼り付けた紙やすりで削ることです。木目の向きや使用する木材の乾燥の問題がありますが、自作できそうな気がします。

木の櫛は、普通に存在する

木でできた櫛は、着物用の小物として使われるのみで、あまり使われていないと思っていました。スーパーマーケット、薬局、ホームセンターなど、ついで買いで櫛を購入するような小売店では、あまり見かけませんが、それほど特殊なアイテムでは無いようです。
インターネット通販で、身近な小売店で手に入らないものを簡単に手に入れることができる現在、木の櫛も身近に存在し、手に入れることができるようです。
ダイソーでは、いつまにか扱いがなくなる商品が多いので、気になる方は、早めに確認し手に入れて下さい。
より高品質な木の櫛を手に入れたい方は、インターネット通販サイトを探して見て下さい。