樹脂フレームと電極1をアセンブリで配置し、モデルが干渉することに気がついた。
広告
電池ケースの部品のモデリングが完了したので、アセンブリを行った。組み立ててみると、部品が干渉していることがわかった。
アセンブリ
ファイルメニューをクリックして、新規デザインを選択します。すべてのデザインを閉じると表示される無題のタブを使用しても構いません。
新しいデザインを名前を付けて、保存します
今までモデリングした部品を順番に追加していきます。
電池ケースを追加します。
電極その1を追加し、重ならないように配置します。
アセンブリから、ジョイントを選択します。
ケース側のジョイントの原点を指定します。
上の電極の中心にジョイントの原点に指定します。
樹脂フレームが、電極と重なっていることが確認できます。
内側の電極も重なっています。CAD用語では、干渉と呼びます。
「OK」を押してジョイントを確定し、このアセンブリドキュメントを確定し、あとから、電極とフレームのデザインを修正することにしました。
モデリングターゲットが小さいので、実測で作成した結果、測定精度の問題から、モデリングした部品をアセンブリした際に互いに干渉して組み立てることができない状態になっていました。
実際に部品を作成する前に、干渉を始めとした形状の不備を確認できることが、3D-CADの大きな優位性です。今回のことから、部品を作成する手順は、今回のように、まとめて作って、最後にアセンブリするのは、悪手であることが確認できました。1つ1つ、部品をモデリングしたら、即座にアセンブリを行い、形状を修正する手順が優れていると思われます。