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ドローイング空間

3D-CADを中心に、雑多なことをかいています。

消費が盛り上がらない原因は...

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労働者への給与へはほとんど効果が見られない段階の景気の向上で、消費が盛り上がらないとニュース番組が報道しています。テレビ業界は、視聴者の感覚とここまで乖離するほど、給与水準が高いのかは疑問ですが、今年の夏(2017年度)は猛暑が予想され、通常であれば、消費の活性化が予想されます。私は、デフレマインドの持ち主ですので、あまり効果がないのではと考えています。今年の夏(2016年度)は、気温が上がらない時期と、気温が高い時期が混在し、体感的には暑かったと思うのですが、消費はあまり活性化していなかったと記憶しています。

 私の考える消費が盛り上がらない原因は、収入の消失の恐怖だと考えます。選択と集中の掛け声の元に行われる業務の消失は、努力と報奨が結びつかないことを明確に私たちの心に焼付ました。

  •  自分の成長を確認しながら誠実に仕事に取り組み、周囲からも評価されていた状態で、失業する。
  •  派手な生活をしていない人が自宅を手放す、住宅ローン破綻する。
  •  職業安定所などのセーフティが有効に機能していない。

 誠実にコツコツと前に進んでいれば、いずれうまくいくという、漠然とした日本文化の基盤となる思想の1つを信じて、頑張っていた方に、現実を叩きつけたのです。

 実際に叩きつけられた人は、一部でも、それを見ていた人は、叩きつけられた人が、信頼に値する能力が高い人だった場合は、いつ自分が同じことになるかの不安は、消えることがありません。

 結果として、ローンを組んで自宅を購入するのでは無く、生活を切り詰め、「いざ!」というときにすぐに使える貯蓄に励むのだと思います。「いざ!」というとき、つまり、収入の消失の不安は、楔のようにこころに突き刺さったままなのだと思います。