FreeCAD 0.17.8046でモデリングする
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しばらく、FreeCADを使わずにいましたが、久々に使用してみることにしました。 しかし、ざんねんながら、使用した0.17.8046では、スケッチの不具合を回避する方法を見つけられずに、スケッチを完成することができませんでした。
モデリングのターゲットとして、靴下やパンツなどのパッケージについているフックをモデリングしてみました。
靴下やパンツなどのパッケージについているフックの名前を調べたのですが、単純にフックでいいみたいです。
今回は、パッケージフック(1型フックB)をモデリングします。
Fusion360のインストール(Windows)については、こちらを参考にしてください。 現在、0.17_Pre版が公開されていますが、同じようにインストールできます。
FreeCAD v0.16開発版をインストールする - ドローイング空間
モデリング
FreeCADは、頻繁に更新されるので、使い方を示すときは、まず、バージョン情報を提示するのが一般的なスタイルのようです。
新規ドキュメントを作成します。
ワークベンチをPartDesignに切り替えます。
新しいスケッチを作成します。
警告ダイアログが表示されます。しばらく使っていいない間に、UIのデザインが変更されたようです。
ボディを新規作成します。ツールバーからでも、タスクタブに表示される「Create body」からでも構いません。
スケッチを新規作成します。ツールバーからでも、タスクタブに表示される「Create sketch」からでも構いません。
スケッチ平面を選択します。0.16とかなりUIデザインが変更されています。 FreeCADを今まで使ってきた人は、UIのデザインが安定して、ヘルプが公開され始めるまで、しばらく、0.16を使ったほうがよさそうです。
0.16との違いは、拘束がスケッチ上に表示されなくなりました。使いにくいです。 作図補助(Construction)線が、実践の上に表示されるのは、修正されていません。 スケッチしていると線が描けなくなるバグが存在します。 その場合、一度スケッチを閉じて、再度開くと、描かていなかった線が、表示されているので、表示されていないだけだとわかります。 しかし、描いた線が表示されないのでスケッチを進めるのは困難です。バージョンを更新して、改善されているか確認することにします。
ダウンロードページに移動し
Releases · FreeCAD/FreeCAD · GitHub
0.17.8046をダウンロードしてインストールしました。
バージョン表示
スケッチを再開しますが、線が表示されなくなる現象は修正されていません。スケッチを書き込んでいくと途中で線が表示されなくなります。
そこで、スケッチは、初めから書き直すことにします。
今度は、スケッチは、Sketcherワークベンチで作成することにします。
スケッチを新規作成します。
スケッチ平面を指定します。 PartDesignワークベンチから、スケッチを作成するのとは異なり、今まで通り、スケッチ平面選択ダイアログが表示されます。
0.17の現在のバージョン(8046)では、スケッチを書き込んでいくと新たに描く線が表示されなくなります。 表示できる線の数に制限があると思われます。0.16では、発生しなかった問題なので、 Sketcherワークベンチが変更されていることに由来すると思われます。 そこで、1つのスケッチでは、詳細に書き込まないようにモデリングしていきます。
この時点で、線が表示されなくなります。 一度、スケッチを閉じて、再度開くと表示されなかった線が表示されているので絵がかられているのがわかります。 円の左側の2本の線の角度拘束が失敗します。対処方法がわからないので、ここでモデリングを終了します。
8032では、表示されなかった拘束記号が、8046では、表示されるようになっています。 しかし、実際にモデリングを行う場合は、もうしばらく、0.17は使用しないほうが良いかと思います。