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「Lesson 4 寸法」を翻訳する。Fusion360ヘルプ

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前回に引き続き、図面を作成する機能についてのヘルプの翻訳です。内容は、寸法の作成方法に関する説明です。 Fusion360の「Drawings」の項目の「Hands-on exercises」の内容です。

「Baseline Dimension」が並列寸法、「Chain Dimension」が、複数の直線寸法を一直線上に配置する法を示しています。 訳文中では、直訳を採用し「連鎖寸法」と訳しました。「累進寸法」については、このドキュメントでは取り扱われていません。

 

Fusion360では、JIS機械製図については、意識されていないようなので、 表記をしっかり、社内など、チーム内の記述ルールに合わせるのは、非常に困難と思われます。 「読み間違いなく意味が伝わればいいや」といった「ゆるい使い方」をすることをお勧めします。

Fusion360は、個人利用やスタートアップでは無料で利用できる3D-CADです。 お使いのパソコンにセットアップする方法については、以下のリンクを参照してください。

参考:Fusion360のダウンロードとインストール

翻訳

Lesson 4:寸法

Lesson 4: Dimensions

長さ、整列、角度、半径と直径寸法、位置決め寸法、そして、並列と連鎖寸法記入ツールについて学びます。

学習目的

Learning Objectives

  1. 長さ、整列、角度、半径、および、直径寸法を作成します。
  2. 寸法を再配置します
  3. 並列と連鎖寸法記入ツールを使用します。

寸法を作成するための手順

Steps for Creating Dimensions

Step 1:長さ寸法を作成します。

Step 1: Create a Linear Dimension

  1. ANNOTATION > Linear Dimensionをクリックします。

    ANNOTATION > Linear Dimensionをクリックします。

  2. 一番下の図の上で、(以下の画像の配列で示すように)2つの端点をクリックするために、オブジェクト・スナップを使用します。 プレビューは、あなたのカーソル位置に示されます。

    端点をクリックします

    端点をクリックします

  3. 右側へカーソルをドラッグし、そして、寸法を配置するために、再びクリックします。

    右側へカーソルをドラッグし、そして、寸法を配置するために、再びクリックします。

    備考

    あなたは、また、スペースバーを押すことができます。 そして、その次に、1つのクリックだけで、寸法を作成するために、稜線を選択します。

  4. コマンドは、寸法を容易に追加するために、アクティブなままです。長さ寸法コマンドを終了するために、Escを押します。

Step 2:直線に合わせた寸法を作成します。

Step 2: Create an Aligned Dimension

  1. ANNOTATION > Aligned Dimensionをクリックします。

    ANNOTATION > Aligned Dimensionをクリックします。

  2. オブジェクト・スナップを使用して、(下記の画像で示すように)右側図の切断刃の上側の稜線と一番下の点をクリックします。
  3. 寸法のプレビューを見るために、左の外側に、カーソルをドラッグします。
  4. 寸法を配置するために、再びクリックします。

    寸法を配置するために、再びクリックします。

  5. コマンドは、寸法を容易に追加するために、アクティブなままです。 直線に合わせた寸法コマンドを終了するために、Escを押します。

Step 3:寸法を再配置します

Step 3: Reposition the Dimension

  1. 直線に合わせた寸法をクリックします。
  2. テキストの灰色のグリップをクリックします。
  3. 寸法線の間にあるように、テキストを移動します。

    寸法線の間にあるように、テキストを移動します。

  4. 動作を完了するために、寸法の外側のどこかをクリックします。

Step 4:半径寸法を作成します

Step 4: Create a Radius Dimension

  1. ANNOTATION > Radius Dimensionをクリックします。
  2. 右側面図でハンドルの曲がった端を選択します。
  3. 寸法のプレビューを見るために、カーソルを下に、そして、右側にドラッグします。

    寸法のプレビューを見るために、カーソルを下に、そして、右側にドラッグします。

  4. 寸法を配置するために、再びクリックします。
  5. コマンドは、寸法を容易に追加するために、アクティブなままです。半径寸法コマンドを終了するために、Escを押します。

Step 5:直径寸法を作成します。

Step 5: Create a Diameter Dimension

  1. ANNOTATION > Diameter Dimensionをクリックします。
  2. 詳細図の上で、刃のスライダー・ピンを選択します。
  3. 右上に、カーソルをドラッグし、そして、寸法のプレビューを確認してください。

    右上に、カーソルをドラッグし、そして、寸法のプレビューを確認してください。

  4. 寸法を配置するために、再びクリックします。
  5. コマンドは、寸法を容易に追加するために、アクティブなままです。直径寸法コマンドを終了するために、Escを押します。

Step 6:角度寸法を作成します。

Step 6: Create an Angular Dimension

  1. ANNOTATION > Angular Dimensionをクリックします。
  2. 正面図で、ナイフの左側をクリックします。
  3. 寸法のプレビューを確認するために、左側に、カーソルをドラッグします。

    寸法のプレビューを確認するために、左側に、カーソルをドラッグします。

  4. 寸法を配置するために、再びクリックします。
  5. コマンドは、寸法を容易に追加するために、アクティブなままです。角度寸法コマンドを終了するために、Escを押します。

連鎖と並列寸法を使用するための手順

Steps for Using Chain and Baseline Dimensions

並列寸法ツールは、同じ位置から測定される複数の長さ寸法を作成します。 連鎖寸法ツールは、端から端まで、複数の直線寸法を配置します。

並列と連鎖寸法は、元の寸法から派生します。 あなたは、並列や連鎖寸法を作成する前に、まず、長さ寸法を作成する必要があります。

Step 1:直線寸法を新規作成します。

Step 1: Create a new Linear Dimension

  1. 寸法を選択し、続いて、Deleteキーを押すことで、 あるいは、マーキング・メニューで、削除を選択することによって、下面図上の長さ寸法を削除しましょう。
  2. ブレード・クレイドルの終端に、長さ寸法を新規作成します。

    ブレード・クレイドルの終端に、長さ寸法を新規作成します。

Step 2:連鎖寸法を配置します

Step 2: Place Chain Dimensions

  1. ANNOTATION > Chain Dimensionをクリックします。

    ANNOTATION > Chain Dimensionをクリックします。

  2. 新たに配置された寸法の下の寸法補助線を選択します。

    新たに配置された寸法の下の寸法補助線を選択します。

Step 3:連鎖寸法を完了します

Step 3: Complete the Chain Dimension

  1. 最初の寸法の終点を指定するために、ナイフのグリップの端をクリックします。

    最初の寸法の終点を指定するために、ナイフのグリップの端をクリックします。

  2. 寸法の他の終点を指定するために、再び、クリックします。
  3. 下面図の一番最後で、もう一度クリックします。

    下面図の一番最後で、もう一度クリックします。

  4. 4動作を完了するために、Enterを押します。

並列寸法は、連鎖寸法と同じ方法で、動作します。それらは、すべて同じ位置から始まる複数の寸法だけを作成します。 あなたが、ここで、並列寸法を使用した場合、それは、このように見えます。: