ドローイング空間

3D-CADを中心に、雑多なことをかいています。

Fusion360のヘルプ「演習:スケッチを作成する:Exercise: Creating a Sketch」を翻訳する。

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3D-CADは、GUIで操作するため、その操作をわかりやすく説明するのは難しいものです。 最近では、操作の動画を提示するだけのものがありますが、動画は、わからないところを探したり、 わからないところだけをみたい時には不便なので、やはり、従来の画像と文字を用いた説明も重要です。

操作を習得する目的だけでなく、どうやって説明するとわかりやすくなるか学ぶためにも、 ヘルプやチュートリルを確認することは重要です。

この演習で作成する形状

 

翻訳

演習:スケッチを作成する

Exercise: Creating a Sketch(原文)

チュートリアル: スケッチを作成し、3D フィーチャに変換する(日本語版)

学習目的

Learning Objectives

2Dスケッチを作成します。スケッチ内に形状を作成します。 形状の位置を定めるために、拘束を使用します。 形状の大きさを設定するために寸法を使用します。

データセット

Dataset

あなたのデータ・パネルのサンプル項目で、以下をブラウズします。:

Basic Training > 02-Sketching > 02_Sketching

Basic Training

02-Sketching

02_Sketching

※ 訳注 単なる空のファイルのように思えるので特に使用する必要はなさそうです。

デザインを開き、レッスンを使い始めるために、下記のステップ・バイ・ステップ・ガイドに従ってください。

スケッチを作成するための手順

Steps for Creating a Sketch

Step 1:スケッチ・コマンドを開始します。

Step 1: Start the Sketch command

スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

Step 2:スケッチ平面を選択します

Step 2: Select the Sketch plane

あなたは、次に、スケッチする「平面」を選択するように促されます。

「前面」(XY)平面を選択します。

「前面」(XY)平面を選択します。

備考

原点平面を除いて、あなたは、3つのデフォルト平面上に、 ユーザー定義した構築平面で、あるいは、既存モデルの面に、スケッチを作成することができます。

Step 3:円を作成します。

Step 3: Create a circle

  1. スケッチ > 円 > 「中心と直径で指定した円」を選択します。

    スケッチ > 円 > 「中心と直径で指定した円」を選択します。

  2. スケッチの中心や原点の上にマウスカーソルを重ねます。カーソルは、この位置に自動的にスナップします。
  3. 円の配置を開始するために、1回、クリックします。
  4. 大きさを定義するために、中心からマウスを移動します。
  5. 円を配置するために、再びクリックします。

    円を配置するために、再びクリックします。

備考

可能な場合、構成要素を原点にスナップすることは、重要です。 これは、正確にオブジェクトを配置し、それらが、予想通りに動作することを確認します。

Step 4:円の寸法を指定します

Step 4: Dimension the circle

  1. スケッチ > スケッチ寸法を選択します。

    スケッチ > スケッチ寸法を選択します。

  2. 円のスケッチを選択します。
  3. 寸法を配置するために、再びクリックします。
  4. 62mmの値を入力します。
  5. 値を確定するために、Enterを押します。

    値を確定するために、Enterを押します。

Step 5:スケッチ・コマンドを終了します。

Step 5: Finish the Sketch command

  1. 「スケッチを停止」をクリックします。

    「スケッチを停止」をクリックします。

  2. 「スケッチを停止」をクリックします。

    「スケッチを停止」をクリックします。

備考

スケッチは、作業スペース内で、あなたが入って、出るモードです。 あなたは、あなたが、形状の構築を継続する前に、スケッチを停止する必要があります。

Step 6:円を押し出します

Step 6: Extrude the circle

  1. 修正 > プレス/プルを選択します。

    修正 > プレス/プルを選択します。

  2. プロファイルを選択します。
  3. 深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、8mmの値をタイプします。
  4. OKをクリックします。

    深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、8mmの値をタイプします。

備考

Fusion 360では、あなたは、円の中央の陰の付いた領域を選択する必要があります。 押出しのために、プロファイルを定義した円の稜線ではなく、 私たちは、後でより細かくにスケッチ・プロファイルを観察するでしょう。 今のところ、陰の付いた領域を選択します。

Step 7:別のスケッチを作成します。

  1. スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

    スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

  2. 円柱の一番上を選択します。

    >円柱の一番上を選択します。

これは、円柱の一番上の面で、新しいスケッチを開始します。あなたは、既に、スケッチに捕獲された、円柱の輪郭を見るでしょう。

Step 8:内側の円を作成します。

Step 8: Create an inner circle

  1. スケッチ > 円 > 「中心と直径で指定した円」を選択します。

    スケッチ > 円 > 「中心と直径で指定した円」を選択します。

  2. 一番上の面の中心点を選択します。
  3. 円のドラッグを開始します。
  4. 56mmの値をタイプします。
  5. 2回、Enterを押します。

    :内側の円を作成します。

  6. 「スケッチを停止」をクリックします。

    「スケッチを停止」をクリックします。

備考

また、私たちは、スケッチのオフセット・コマンドで内側の円を作成することができます。 外側の円をクリックして、56mmまでそれをオフセットします。 スケッチ形状を作成するとき、あなたが、値をタイプする場合、寸法は、自動的に追加されています。 それ以外の場合には、あなたは、先程の手順の場合のように、寸法を適用することができます。

Step 9:内側の円を押し出します

Step 9: Extrude the inner circle

  1. 修正 > プレス/プルを選択します。

    修正 > プレス/プルを選択します。

  2. 内側の円と外側の円の間のプロファイルを選択します。
  3. 深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、22の値をタイプします。
  4. OKをクリックします。

    内側の円を押し出します

備考

1つのスケッチには、複数のプロファイルが含まれているかもしれません。 例えば、円の内側に、あなたが描いたプロファイル、そして、輪郭と内側の円の間にプロファイルがあります。 あなたは、押出し機能のために、複数のプロファイルを選択することができます。 この場合、あなたは、外側のプロファイルだけを選択します。

Step 10:別のスケッチを作成します。

Step 10: Create another sketch

私たちは、次に、穴のための、より小さな円プロファイルを作成し始めるつもりです。 それで、私たちは、後で、それらをパターン化することができます。

  1. スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

    スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

  2. 円柱の内側の一番上を選択します。

    円柱の内側の一番上を選択します。

Step 11:円を作成します。

Step 11: Create a Circle

  1. スケッチ > 円 > 中心と直径で指定した円を選択します。

    スケッチ > 円 > 中心と直径で指定した円を選択します。

  2. 内側の円の上部で点を選択します。
  3. 円のドラッグを開始します。
  4. 4mmの値をタイプします。
  5. 値を確定するために、2回、Enterを押します。

    円を作成します。

Step 12:円を拘束します

Step 12: Constrain the Circle

  1. 水平/垂直拘束をスケッチ・パレットから選択します。
  2. 新しい円の中心点と面の中心点を選択します。

    円を拘束します

  3. コマンドを終了するために、Escを押します。

※ 訳注 Fusion360のスケッチでは、原点を通る水平線、垂直線が存在しないので、 それらの線の線上に拘束を指定することはできません。 その代わり、原点と点の間に、水平/垂直拘束を追加することができます。

備考

拘束は、あなたのスケッチの中で関係を作成します。 これらの2つの点は、垂直ということで、それらが、スケッチの中で、どのように、整列するか決定されます。 これらの関係は、持続的です。それは、面の中心が移動する場合、また、スケッチも移動することを示します。

Step 13:円の寸法を指定します

Step 13: Dimension the circle

  1. スケッチ > スケッチ寸法を選択します。

    スケッチ > スケッチ寸法を選択します。

  2. 円の中心を選択します。
  3. 面の中心を選択します。
  4. 寸法を配置するために、クリックします。
  5. 25.4mmの値を入力します。
  6. 値を確定するために、Enterを押します。

    円の寸法を指定します

備考

円は、今、完全に拘束されています。これは、形状が、完全に固定化することを示しています。

Step 14:円をパターン化します

Step 14: Pattern the circle

  1. スケッチ > 円形状パターンを選択します。

    スケッチ > 円形状パターンを選択します。

  2. オブジェクトでは、円を選択します。
  3. 中心点では、面の中心を選択します。
  4. 数量を6に変更します。
  5. OKをクリックします。

    円をパターン化します

  6. スケッチ・モードを終了するために、「スケッチを停止」をクリックします。そして、モデリング環境に戻ります。

    スケッチ・モードを終了するために、「スケッチを停止」をクリックします。

備考

あなたが、パターンの中心点を選択する前に、「Select」ボックスをクリックすることで、何を選択したいか示しているか確認してください。 各々の直方体は、続いて「1 Selected」と書かれている必要があります。

Step 15:円を押し出します

Step 15: Extrude the circles

  1. 修正 > プレス/プルを選択します。

    修正 > プレス/プルを選択します。

  2. 6つのプロファイルを選択します。

    6つのプロファイルを選択します。

  3. 深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、6mmの値をタイプします。

    深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、6mmの値をタイプします。

  4. OKをクリックします。
備考

拡大することは、あなたが、正しいプロファイルを取得しているか、確認する助けになるかもしれません。 6つのプロファイルが、選択されています。あなたが、プロファイルを追加、 あるいは、削除する必要がある場合、Ctrl(Windowsでは) あるいは、command(Macでは)を押したまま、プロファイルを選択します。

Step 16:別のスケッチを作成します。

Step 16: Create another sketch

私達のデザインは、ほとんど完了しています。私たちは、丸い歯があるポケットを作成する必要があります。

  1. スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

    スケッチ > 「スケッチを作成」を選択します。

  2. 2. 再び、円柱の内側の一番上を選択します。

    円柱の内側の一番上を選択します。

Step 17:円弧を作成します。

Step 17: Create an arc

  1. スケッチ > 円弧 > 「3点指定の円弧」を選択します。

    スケッチ > 円弧 > 「3点指定の円弧」を選択します。

  2. 1つの円の中心を選択します。
  3. 隣接した円の中心点を選択します。
  4. 稜線の近くで、3つ目の点をクリックします。
  5. コマンドを終了するために、Escを押します。

    円弧を作成します。

Step 18:円弧を拘束します

Step 18: Constrain the arc

  1. 接線拘束をスケッチ・パレットから選択します。

    接線拘束をスケッチ・パレットから選択します。

  2. それらが拘束されるように、新しい円弧と内部の稜線を選択します。

    新しい円弧と内部の稜線を選択します。

  3. コマンドを終了するために、Escを押します。
  4. モデル環境に戻るために、スケッチの停止をクリックします。

Step 19:円弧をパターン化します

Step 19: Pattern the arc

  1. スケッチ > 円形状パターンを選択します。

    スケッチ > 円形状パターンを選択します。

  2. オブジェクトで、円弧を選択します。
  3. 中心点で、面の中心を選択します。
  4. 数量を6に変更します。
  5. OKをクリックします。

    円弧をパターン化します

  6. 「スケッチを停止」をクリックします。

Step 20:円弧を押し出します

Step 20: Extrude the arcs

  1. 修正 > プレス/プルを選択します。
  2. 6つのプロファイルを選択します。

    修正 > プレス/プルを選択します。

  3. 深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、6mmの値をタイプします。

    深さを設定するために、矢印を上にドラッグする、あるいは、6mmの値をタイプします。

  4. OKをクリックします。
備考

円弧を作成することにより、プロファイルが、自動的に作成されることに注意してください。 私たちが押し出した形状は、既存の形状と新しい円弧の間の空間です。

Step 21:すべて完了

Step 21: All Done

おめでとうございます。あなたは、このレッスンを終えて、スケッチを拘束するかの基礎を学びました。 スケッチに基づいて立体モデルを作成するのと同様に、どのように、スケッチ形状を作成し、 スケッチの寸法を指定し、次に、私たちは、スケッチの中で形状を定義するために、より多くの方法を調べるでしょう。

完成した形状

次のレッスンでは、私たちは、構築ジオメトリーと拘束を、どのように使用するかについて説明します。

あるいは、あなたは、このレッスンに対応する、さまざまなスケッチ・ツールを どのように使用するかを説明しているビデオを見ることができます。:

親のトピック:Fusion360のヘルプ「スケッチ(Sketch)」を翻訳する