FreeCAD v0.16開発版をインストールする
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FreeCADは、自動更新機能が実装されていないので、開発版を使用する場合は、手動で、行う必要があります。 拡張ワークベンチも含めて、頻繁に更新されます。そこで、時々、更新することにしています。
そこで、最新版をダウンロードしようとするとV0.16に「Pre-Release」の表示がついていました。 もうすぐ、V0.16が安定版としてリリースされるようです。
FreeCADの開発版をインストールします
それはそれとして、更新作業を行います。開発版は、インストーラーが組み込まれていませんので、少し、作業があります。
まず、ダウンロードします。私は、Windows10の64bit版を使用しているので、こちらをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍します。
binフォルダ内のFreeCAD.exeをタスクバーにピン留めします。
追加のワークベンチを追加します。
追加のワークベンチで、インスールしておいたほうが良いものがあります。 頻繁に更新されているものが多いので、使うときに、ダウンロードしたほうが良いかと思います。
私が、組み込んでおいたほうが良いと思うワークベンチは、次の4つです。
ワークベンチも、FreeCAD本体と同じく、頻繁に更新されるものがあるので、本体を更新する際に、 こちらも新しいバージョンが、公開されていれば、更新します。
- アセンブリ機能 Assembly2ワークベンチ
- 板金モデリング Sheetmetal(板金)ワークベンチ
- モデルから変換した図面の寸法を記入する機能 Drawing Dimensioningワークベンチ
- ナットやボルトをモデリングするFastenersワークベンチ
インストールの仕方は、どれも同じで、ワークベンチの名前の付いたフォルダをModフォルダ内に、作成し、 ダウンロードしたファイルを解凍し、その中に格納するだけです。例として、Assembly2ワークベンチのインストール方法を紹介します。
Assembly2ワークベンチを追加します。
以前使用していたものよりも新しければ、ダウンロードします。
右側の「Download ZIP」をクリックします。
解凍して、作成されたフォルダを、FreeCADがインストールされたフォルダ内のModフォルダにコピーし、名前を「Assembly2」に変更します。
FreeCADを立ち上げると、Assembly2ワークベンチが追加されています。
ツールバーは、このようになります。
他のワークベンチも同じように追加できます。
DraftワークベンチのImport-Export機能を確認する。
今まで使用していたVersionで、Draft-dxf-importerが使えなくなっていたので、Versionを更新したことで、問題が解決していないか確認します。
FreeCADのVersionを確認します。OSの表示は、Windows8のままです。Windows8とWindows10は識別しないようです。
Draftワークベンチに切り替えます。
「編集」→「設定」をクリックし、「Import-Export」をクリックします。「DXF」「DWG」タブは、復活しています。問題は、解決されているようです。